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時代の波は速い

流行に遅れがちな大学院生のブログです。

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大学院にいる意味がわからなくなって精神を病みかけた話

 

大学院にきたけど

「周りの人がみんな行くから」「理系だから」のような安易な理由で大学院に進学した。

 

もちろん研究の意欲が全くなかったわけではなく、春から夏頃は「研究するぞ!」って感じで頑張ってた。

その頃は「なんで大学院にいるのか」とか、全く考えることはなかった。

 

夏頃に就活をはじめた。学部生のころは全く就活をしなかったので、これが初めての就活。

 

いままで知らなかった業界や会社を知ったり、インターンに行ったり、就活自体はとても楽しいものだった。

 

けど、就活を進めるのと同時に「自分がなぜ大学院にいるのか」「なぜ大学院で研究しているのか」がわからなくなってきた。

 

自分の将来やどういう仕事をやりたいのかを真剣に考えて、将来像がぼんやりと浮かんでくるにつれて、いま大学院生として研究を続ける理由が本当にわからなくなってきた。

 

だいたいの仕事は大卒であれば就ける。僕がやってみたいと思ったどの仕事も、別に大卒でも就ける仕事だった。

 

「大学院にいる意味ってある?修士卒になる意味ってある?」

 

別に就職のために大学院に来たわけではないが、地元の友達や文系の同級生が次々と社会人になっていくなか、焦りのようなものからこのような考えが出てきてしまったのかもしれない。

 

こういうことを考え始めてしまった理由はどうであれ、ここから色々と自分がおかしくなってきた。

 

自分に現れた異変

 

最も支障の大きかった異変は、集中力と思考力の低下だ。

 

なぜだかわからないが、表面的で抽象的な考え方しかできなくなってしまった。

研究についても就活についても、何かをじっくり考えようとすると、頭が本能的に考えることを拒否しはじめた。

 

具体的には、例えばPCを使ってなにかをじっくり考えようとすると、すぐにPCを閉じて席を立ってしまうということなどがあった。

 

他にも、朝ベッドから全く出られないこともかなり生活に支障が出た。
ひどいときは朝起きてから16時くらいまで布団にいることもあった。
「どうせ研究なんてしても意味ないや」と思って、全くやる気が起きなかった。

 

「もしかしてこれはなんかヤバイのではないか?」と思い始めたのが今年の1月ごろ。

 

症状について調べてみると、どうやらそれはうつ病の症状であるかもしれないらしい。

 

「自分がうつ病?まさか」

 

うつ病だったとしても違ったとしても、こんなに思考力・集中力が低下した状態ではまともに研究できない。

 

指導教官や知り合いに色々と相談した結果、精神科に行くことにした。


まさか自分が精神科に行くことになるとは思っていなかった。

 

精神科に行ってみた

 

まずは学校の保健センターの精神科(無料)に行ってみた。

色々と自分の症状を話した結果、「睡眠の質が悪いと思うから、日中に運動をしてぐっすり眠ろう」と言われた。

 

睡眠の質が悪いのは元からなのだが…と思いながら、とりあえず運動した。

 

その結果、確かに睡眠の質自体は運動によって上がった気はするが、それは症状の改善にはつながらなかった。

 

再診で「睡眠の質自体は上がった」と言うと、じゃあそのままいきましょうと言われた。そうじゃない感がすごかったので、ちゃんとした精神科に行くことにした。

 

精神科の初診料はけっこう高く、見た感じだと安くても4000円くらいはかかるらしい。そのため、病院選びは慎重に行った。最初に電話をしたクリニックは電話応対があまりに酷く、キャンセルした。(あのクリニックに行ってたらどうなってたのかな。)

 

最終的に、ゆうメンタルクリニックという有名なところに行くことにした。
そこで年配の(?)先生に診てもらった。

 

ざっくり言うと自分は、物事を考えてばかりで、手を動かしたり運動をしなくなってしまったりしたせいで、アドレナリンが多くセロトニンが足りていないみたいな感じらしい。

 

そのせいで

  • 0 か 100 かみたいな思考しかできない。
  • 考えがまとまらない。止まらない。
  • 睡眠が浅い。

みたいな状態になるらしい。確かに、自分の思考状態は完全にこんな感じになってしまっていた。

 

特にこの「0か100かみたいな思考」っていうのが厄介で、これのせいで「大学院で研究をしても何の意味もないよ」みたいな感じになってたんだと思う。

 

ちなみに、以前Twitterで「理系大学院生であることを伝えると、医者からの説明が専門的になった」のようなツイートを見たことがあるが、自分も理系大学院生であることを伝えると説明がかなり論理的な感じになった。

しっかりと自分の症状を論理的に説明してくれたのは本当に良かった。

 

症状を改善するために、生活に関して色々と指導をしてもらって、薬も一応出してもらった。かなりビビりなこともあり、薬を飲むのは非常に抵抗があったが、確かに効いたように思う。

 

おかげさまで、いまは完全に回復したかどうかはわからないが、とても清々しい気分になっている。

 

研究に対する意欲も徐々に復活しつつある。

大学院で研究することが将来の仕事につながるとは思っていないが、「何かやったことは、絶対にどこかで活きてくる」という母からの言葉がかなり効いているように思う。

 

病みかけていたこの期間も、長い人生を考えるとむしろ良い経験だったのではないかと今では思える。社会に出てまた同じような感じになっても、自分でそれを克服するスキルを身につけられたのは大きいと思う。

 

自分が精神状態をもとに戻すためにやったことについては、またいつか別の記事にでも書きます。

 

僕は復活したけど

 

周りを見ていても、病むまではいかなくても、なぜ大学院にいるのかがわからなくなって、休学したり中退したりしている人が少なくない。

 

別に休学や中退は悪いことではなく、何か目的があってするならむしろ良いことだと思う。

 

僕も休学する一歩手前まできてたけど、僕の場合は明らかに逃げの休学だったから、踏みとどまることができて良かった。

 

 

さいごに

何が言いたいのかよくわからなくなってきたので、最後に言いたいことをまとめておきます。

  • 大学院に進学したい学部生は、自分がなぜ大学院に行きたいのかを明確にしておいたほうがいいです。僕みたいに、周りに流されて大学院にくることがないようにしましょう。
  • 集中力や思考力がなくなってきたとか、0か100かみたいな思考しかできなくなってきたら、それは自分の心になにか異変が起こり始めている合図かもしれません。
  • 考えてばかりではなく、少しでもいいから手や身体を動かしつづけるようにしましょう。僕の症状は、管理職とかになって自分で手を動かさなくなった人とかに起こりやすいそうです。
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