時代の波は速い

流行に遅れがちな大学院生のブログです。

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「人工知能」という言葉を使う前にこの本を読もう

 

最近、「人工知能」という言葉があまりにも安易に使われすぎていると感じる。

 

とりあえず「人工知能」と言っておけば何かすごそうに見えるし、実際に一般人の中には「人工知能」と聞くだけで「すごい!」という反応をする人も多い。

 

 

人工知能」への過剰反応

ニュースにて

以前ニュースで、小学生が「人工知能」のプログラミングをしている様子を放送したものがあった。

 

実際は「こういうときはこうしろ」という指示を与えるだけの単純なものであろうが、それを「人工知能」という言葉で表現したがゆえに、それを見た人たちは「人工知能すごい!」という反応をしていた。(小学生がそういうプログラムをかけること自体は素直にすごいと思う。)

 

私が知っている「人工知能」を謳うシステムの中にも、人手で行うとちょっと面倒くさい単純作業を自動化した程度のものもある。内部でどんな処理をしているかはユーザからは見えないので、とりあえず「人工知能」と言っておけばすごそうに見える。

 

インターンにて

人工知能」に過大な幻想を抱いている人も多いと思う。以前、こんなことがあった。

 

とあるコンサル企業のインターン選考のグループディスカッション(GD)で「ある企業が人工知能付きの執事ロボットを作ったので、それを売り込む方法を考えてください。」というお題が出された。

 

そのGDでリーダー的な役割を果たしていたとある学生は「その執事ロボットは、人間の執事が行っている全ての仕事ができると仮定しよう。」と言った。僕以外の残りの学生3人もそれに同意した。

 

「いやいや、それは流石にそれは非現実的だろ...。ドラえもんかよ...。」と思ったが、多数決的に僕の意見は通されず、そのまま議論が進んだ。なんと非現実的なディスカッションだったことか。

 

ちなみに、さすがにそのようなお題を出した面接官(コンサルタント)はGD終了後に「最初に前提条件として現実的な機能を考えるべきだった」というフィードバックを与えてくれた。(僕はそのことをいち早く指摘したので選考に通った。)

 

このように、「人工知能」は何でもできるという幻想を抱いている人は意外といる。

 

また、上の例はたまたまロボットに関するものであったが、「人工知能 = ロボット」という認識を抱いている人も多い。とあるロボット技術者に「人工知能」に関する講演をお願いする人が多いという話を聞いて、思わず笑ってしまった。

 

オススメの本

さて、「人工知能」という言葉に過度に反応しないためにどうすればいいのか。

 

当たり前のことであるが、「人工知能」とは具体的にはどういうものであるのかを知ることが大事である。

 

僕自身、「人工知能」に関する勉強を専門にしているわけでもないので、とりあえず「人工知能」に関する知識を深めるためにこの本を読んだ。

人工知能は人間を超えるか (角川EPUB選書)
 

 

人工知能」の研究がこれまでどのような経路をたどってきたか、「人工知能」は今後どうなっていくかなどが、わかりやすく読みやすく書いてある。

 

そんなに高い本でもないので、気軽に買って読んでみるといいかもしれない。(大学生なら生協とかAmazon Studentとかで買えばさらに安くなりますし。)

 

人工知能」の専門家ではない一学生が生意気なこと言ってすいませんでした。

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