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時代の波は速い

流行に遅れがちな大学院生のブログです。

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最近はやりの「勉強垢」を批判的に見てみる。

教育・勉強

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(2016/7/10 更新しました)

 

最近Twitterで「勉強垢」を使用する人(主に高校生)をよく見かけます。

 

ある勉強垢のフォロー・フォロワーをたどったり、「#勉強垢さんと繋がりたい」みたいなハッシュタグで検索したりすると、大量の勉強垢がでてきます。

 

名前の通り「勉強のためのアカウント」のようですが、具体的にはどのようなことをしているのでしょうか? 意味はあるのでしょうか? そして、どのように使うのがいいのでしょうか?

  

勉強垢を眺めたりオンライン学習について調べたりして思ったことをもとに、いくつか意見を述べていきます。批判的な意見が多いかもしれないので注意してください。

 

 

「勉強垢」は何をしているのか?

Studyplusとの連携

Studyplusという勉強SNSが流行っているようです。Studyplusでは、勉強時間の記録やTwitterとの連携などができるため、

「数学 模試復習 2時間 (studyplusへのリンク) #studyplus」

みたいなツイートをしている勉強垢が多いです。

 

わざわざツイートする必要あるか?とは少し思いますけど、他人へ勉強時間の報告をすることでやる気を保てる人もいるのでしょう。

 

成績の公開

模試や定期テストの結果表を写メって載せている人は多いですね。成績の良い人だとこういう「成績自慢」は嫌味にとらえられがちですけど、勉強垢ではみんなしているので堂々とできるのでしょう。

 

いやまあ、公開して何になるんだっていう疑問もありますが、それはおいておきましょう。成績の良い人が「模試成績ドヤ」をするのはこの上ない快感ですし、それがモチベーションアップにつながることも少なくないとは思います(多分、僕も現代の高校生だったらやってそうです)

 

目標の公開

「偏差値○○目標」とか「××大学志望」とか、長文で目標をずらーーーっと書いてそのスクショをとってプロフィールページに固定している人とか、いろんなパターンがあります。

 

目標を公開することによって、自分の逃げ場をなくしてやる気が出るという効果は確かにあるかもしれません。ただ、中には、まだ成し遂げてもいない目標をかかげただけでドヤっているような人や、「いやあなたを見てる感じだとその目標は無理そうだよ...」って人もいます。

 

ビリギャルみたいなものが広まったせいか、「偏差値○○からの逆襲」とか「底辺から××大学へ」などのドラマチックな目標を掲げる人も多いですね。自分が人一倍どころか人百倍くらい努力しないといけない立場であることをわかっているのでしょうか。

 

勉強に関する質問

「この問題教えてください!」みたいなツイートをする人もちょいちょいいます。ネットで、それもテキストと写メだけで勉強を教えるのは本当に面倒なことなのですが、教えてもらう側はそんなの御構い無しです。それでも誰かしらが答えてくれますからね。

 

わからない問題の質問は100歩譲って許せるとしても、Twitterのアンケート機能を使って

「おすすめの参考書は?」

などの「おすすめの○○」を聞くのは、さすがにどうなんだろうって感じがします。

 

匿名のアンケートなんて適当に答える人がいっぱいいますし、そもそもおすすめの参考書とかは個人差があって当然のものです。「まさかその結果をそのまま鵜呑みにしてないよな...」と不安になるのですが、まあさすがに大丈夫でしょう...。

 

なんか良い感じの画像の投稿

これ、本当にバカだなあと思うのですが、「なんか良い感じに勉強道具を並べて写メを撮って、その写メを加工して投稿する」人が多いですね。そんな暇あったら勉強しろ以外の感想がなくて、もはや笑えてきます。

 

あと、「祝フォロワー○○人!(加工済みのスクショ付き)」みたいなツイートをする人もけっこう多いです。いや、何がめでたいのだろうか。そんなのしてる暇あったら勉強しましょうよ。勉強垢なんですから。

 

とりあえず他の勉強垢と交流

他の勉強垢と交流というか、「とりあえず自分のことを知ってもらいたい!!!」という人が多いです。

例えば、自分の事細かなプロフ(と加工した写メ)を載せたツイートに「#RTした勉強垢さん全員フォローする」みたいなハッシュタグがつけられているのをよくみます。

 

いやー、そんなネットでしか知らない赤の他人とつながるために使う時間があれば、勉強しましょうよ。勉強垢なんですから(2回目)

 

何してるのかよくわからないけど、勉強の弊害

なんか受験直前に「勉強に集中するために勉強垢やめます」みたいな人がちょいちょいいるのですが、これは何かのコントなのかと爆笑しそうになりました。勉強垢が集中して勉強する弊害になっている状況、面白すぎます。

 

勉強垢の他の使い方を考えてみる

問題の採点をしあう

本当は、自分の解答一つ一つに対して、教師などのプロの指導者からフィードバックをもらいたいところです。

しかし、世の中には教える側の人間に対してはるかに多くの学習者がいるので、これはなかなか難しい。

 

そこで、勉強垢の人同士で自分の解答を見せ合って、お互いに意見を言い合うみたいなことをやってみるのもいいんじゃないでしょうか。

 

他人の解答から新たな気づきが得られるかもしれません。また、他人の解答を客観的に眺めて間違いや改善点を探すのは良いトレーニングになるかもしれません。

 

模試とか期末試験の成績なんかを晒しあうより、解答を晒しあったほうがよほどタメになると思います。

 

まあ、インターネット上で意見を言い合うのは難しいですし、こういうのはリアルの友達とやったほうが効率は良いですけどね。

 

考えたことを発信する

自分の考えを言語化して説明する「自己説明」というものがあります。この「自己説明」によって、学習効果が上がると言われています。

 

例えば、数学の問題を解いたとします。次に、なぜそのように解答したかについて、他人に説明するつもりで言語化してみましょう。

 

表面的な理解しかしていない人、ただパズルのように数学を解くだけの人にとっては、なかなか難しいことでしょう。

しっかり理解している人でも、言語化して説明することは良いトレーニングになるはずです。 

 

そして、せっかくならこの言語化したものを勉強垢で発信してみてはどうでしょうか?

 

フォロワーの役に立つかもしれませんし、「こんな考え方もあるよ!」とフィードバックをもらえるかもしれません。

 

他の勉強垢とやりとりをするなら、こういう学習的に意味のあるやりとりができるといいですよね。

 

最後に

けっこう批判目線で書いてしまいましたが、結局、勉強垢が良いか悪いかはわかりません。合うか合わないかは自分次第です。それに、好きでやってることに僕のような他人が口出しするべきでもないですしね。この記事に書いた意見はあくまで僕個人の感想です。

 

ただ、学習的に意味のある勉強垢の使い方について、一度考えてもらえると嬉しいです。

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